亀山市立関小学校2年生出前授業
「むかしの亀山がえがかれたはんがで
しんけいすいじゃくをしてみよう!」
平成25年12月19日(木)に亀山市立関小学校2年生へ出前授業に行きました。
生活科で町たんけんに出かけたとき、江戸時代から続いているお店を見学し、江戸時代に興味を持った子どもたちです。今回の出前授業では、江戸時代に描かれた亀山の浮世絵カードを使って神経衰弱に挑戦しました。
<「しんけいすいじゃく」って知ってる?> | <浮世絵の本物です> |
この浮世絵はどこを描いているでしょう? ふりがなが振ってある字を読んで 「関!」 とすぐに答えてくれました。 では、関のどこでしょう? 絵をよく見て 「地蔵院だと思います。」 と分かる子がいました。 |
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<どこだと思う?> |
<東海道五十三次について勉強しました。>
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東海道は、江戸時代に今の東京から京都まで続いている道でした。地図を見た子どもたちは、「すごい!」「ながい!!」と驚きました。 関は江戸から47番目、坂下は48番目の宿場町です。 |
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<文化交流センターにあるよ> |
<似ているところをみつけよう。>
☆関の本陣を描いた2枚の浮世絵を見比べて 「じめんのところがおなじ。」 「旗のもようが、まるとしかく。」 「たてものがにています。」 ☆坂下の筆捨山を描いた2枚の浮世絵を見比べて 「どちらにも、山と滝が描いてあります。」 「木の端に家のようなものがあります。」 じっくりと見て、比べることができました。 |
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<絵を見比べました> | |
☆亀山宿の2枚も見比べました。 「木がにています。」 「おしろがあります。」 亀山宿は急な坂や雪が降ったときの様子が有名でたくさん描かれていることを話しました。 |
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<似ているところはどこでしょう?> | |
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☆よーくみると、おもしろいマークがあるよ! 「 ☆イとハはうちわの中に絵や字が描いてありますね。 子どもたちはびっくり。エビのマークとは思いませんでした。 |
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<マークに注目!!> | |
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☆3枚の絵のちがうところをさがしてみましょう。 「雨がふっているのは同じだけど、木の下の色がちがいます。」 同じ版画の板を使っていますが、刷った時期が違い、ちがう色に仕上げた浮世絵です。今からするしんけいすいじゃくでは、気をつけてくださいね。 |
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<ゲームで間違わないように気をつけてね> |
<教室いっぱいに広がってゲームです> | <ゲームを始めます> |
<合った!!やったあ!!> | <明治時代の服装の浮世絵です。遊んでも飾ってもいいよ> |
子どもたちの感想から
- しっかり絵を見ることができました。
- しんけいすいじゃくで14枚とれて、うれしかったです。
- 似ている絵もあったけど、楽しくできました。
- むかしのことをしんけいすいじゃくで楽しくおぼえられてうれしかったです。
- 版画を刷る時期によって色がちがうことも知れてよかったです。
- 友だちがたくさんとっていてくやしかったけど、しんけいすいじゃくをして楽しかったです。
- さいしょは、しんけいすいじゃくのやりかたをわすれていたけど、亀山のことがわかったり、しんけいすいじゃくのやりかたを思い出してまた、やりたくなりました。
提示資料
○実資料
○映像資料
- 東海道五拾三次之内 関 本陣早立(保永堂版東海道) 初代歌川広重(実物)
- 東海道五拾三次 関(狂歌入東海道) 初代歌川広重(実物)
- 東海道五十三次之内 関 旅籠屋見世之図(行書東海道) 初代歌川広重(実物)
- 五十三次名所図絵 四十八 関参宮道追分(竪絵東海道) 初代歌川広重(実物)
- 東海道坂ノ下筆捨山(御上洛東海道) 初代歌川広重(実物)
- 五十三次関(人物東海道) 初代歌川広重(映像)
- 東海道五十三次四十八 関(東海道五十三次絵本駅路鈴) 葛飾北斎(映像)
- 東海道五拾三次之内 関 本陣早立(保永堂版東海道) 初代歌川広重(映像)
- 東海道五拾三次 関 狂歌入り東海道 初代歌川広重(映像)
- 東海道四十九 五十三次之内坂の下(有田屋版東海道) 初代歌川広重(映像)
- 東海道坂ノ下筆捨山(御上洛東海道) 初代歌川広重(映像)
- 東海道四十七 五拾三次之内亀山(有田屋版東海道)(映像)
- 東海道五拾三駅四十七 かめやま雪中 立祥(二代歌川広重)(映像)
- 東海道五十三対 亀山 初代歌川広重(映像)
- 東海道五十三対 関 初代歌川広重(映像)
- 東海道五十三対 坂の下 初代歌川広重(映像)
- 五十三次名所図絵 四十七 亀山風雨雷鳴(竪絵東海道) 初代歌川広重【色違い3種】(映像)