道路網(どうろもう)の整備(せいび)
西日本(にしにほん)と東日本(ひがしにほん)の境(さかい)にある亀山市(かめやまし)には重要(じゅうよう)な道路(どうろ)が集(あつ)まっています。これらの道(みち)がどのように整備(せいび)されたのかをみてみましょう。
名阪国道(めいはんこくどう)
1965年(ねん)(昭和(しょうわ)40年(ねん))、亀山(かめやま)と天理市(てんりし)の間(あいだ)を結(むす)ぶ名阪国道(めいはんこくどう)が開通(かいつう)しました。工事開始(こうじかいし)からわずかな期間(きかん)で工事(こうじ)が完成(かんせい)したので千日道路(せんにちどうろ)とよばれました。
国道(こくどう)1号(ごう)バイパス
東京(とうきょう)と大阪(おおさか)を結(むす)ぶ最(もっと)も重要(じゅうよう)な国道(こくどう)である国道(こくどう)1号(ごう)は、交通量(こうつうりょう)の増加(ぞうか)に伴(ともな)い渋滞(じゅうたい)がひどくなりました。このため、井田川町(いだがわちょう)と太岡寺町(たいこうじちょう)の間(あいだ)のバイパスをつくることとなり、1984年(ねん)(昭和(しょうわ)59年(ねん))から工事(こうじ)を開始(かいし)し、1995年(ねん)(平成(へいせい)7年(ねん))に開通(かいつう)しました。
国道(こくどう)1号(ごう)バイパス 羽若町(はわかちょう)交差点(こうさてん)付近(ふきん)
東名阪自動車道(ひがしめいはんじどうしゃどう)
名阪国道(めいはんこくどう)につながり、名古屋(なごや)と大阪(おおさか)を結(むす)ぶ東名阪自動車道(ひがしめいはんじどうしゃどう)は、1979年(ねん)(昭和(しょうわ)54年(ねん))に全線開通(ぜんせんかいつう)しました。
伊勢自動車道(いせじどうしゃどう)
関(せき)から伊勢市(いせし)を結(むす)ぶ伊勢自動車道(いせじどうしゃどう)は、1973年(ねん)(昭和(しょうわ)48年(ねん))から工事(こうじ)が始(はじ)められ、1993年(ねん)(平成(へいせい)5年(ねん))に開通(かいつう)しました。
新名神高速道路(しんめいしんこうそくどうろ)
東京(とうきょう)・名古屋(なごや)・大阪(おおさか)の日本三大都市(にほんさんだいとし)を結(むす)ぶ日本(にほん)の新(あたら)しい重要(じゅうよう)な道路(どうろ)としてつくられている高速道路(こうそくどうろ)です。四日市市(よっかいちし)から兵庫県神戸市(ひょうごけんこうべし)までの区間(くかん)の一部(いちぶ)が開通(かいつう)しています。2008年(ねん)(平成(へいせい)20年(ねん))の亀山東(かめやまひがし)から草津田上(くさつたのうえ)(滋賀県草津市(しがけんくさつし))間(かん)の開通(かいつう)により、東名阪自動車道(ひがしめいはんじどうしゃどう)から名神高速道路(めいしんこうそくどうろ)とが直接(ちょくせつ)つながりました。