し尿処理場(にょうしょりじょう)
人々(ひとびと)がたくさん生活(せいかつ)するようになると、市内(しない)では毎日(まいにち)たくさんのおしっこやうんち(し尿(にょう))が出(で)ます。また、し尿(にょう)が分解(ぶんかい)されてできる汚(きたな)いどろ(汚泥(おでい))をまとめて処分(しょぶん)するところが、し尿処理場(にょうしょりじょう)です。
し尿処理場(にょうしょりじょう)ができる前(まえ)
1960年(ねん)ごろまでは、し尿(にょう)はよい肥料(ひりょう)となりましたので、農家(のうか)が引(ひ)き取(と)ってくれていましたが、化学肥料(かがくひりょう)が使(つか)われるようになると農家(のうか)の人(ひと)たちもし尿(にょう)を引(ひ)き取(と)ってくれなくなりました。
こまる し尿(にょう)の処理(しょり)
し尿(にょう)が肥料(ひりょう)に使(つか)われなくなると、山(やま)に大(おお)きな穴(あな)を掘(ほ)ってし尿(にょう)をすてていましたが、それでも捨(す)てる場所(ばしょ)がたりなくなり、1966年(ねん)(昭和(しょうわ)41年(ねん))に亀山地域(かめやまちいき)の、1976年(ねん)(昭和(しょうわ)51年(ねん))には関地域(せきちいき)のし尿処理場(にょうしょりじょう)が、完成(かんせい)しました。