亀山市(かめやまし)まちづくり基本条例(きほんじょうれい)
2005年(ねん)(平成(へいせい)17年(ねん))亀山市(かめやまし)と関町(せきちょう)が合併(がっぺい)して新(あら)たに亀山市(かめやまし)が誕生(たんじょう)しました。わたしたちが未来(みらい)に向(む)けてひとりひとりがなにをするべきかを定(さだ)めた、「亀山市(かめやまし)の憲法(けんぽう)」が亀山市(かめやまし)まちづくり基本条例(きほんじょうれい)です。その前文(ぜんぶん)に、亀山市(かめやまし)をどんなまちにしてゆくのかという理想(りそう)が記(しる)されています。
亀山市(かめやまし)まちづくり基本条例(きほんじょうれい)前文(ぜんぶん)
亀山市(かめやまし)は、鈴鹿山系(すずかさんけい)から布引山系(ぬのびきさんけい)へと続(つづ)く雄大(ゆうだい)な山並(やまな)み、大地(だいち)に豊(ゆた)かな恵(めぐ)みをあたえる鈴鹿川(すずかがわ)などの流(なが)れの中(なか)で、古(ふる)くから東西交通(とうざいこうつう)の要衝(ようしょう)として栄(さか)えてきました。私(わたし)たちは、このような自然環境(しぜんかんきょう)、歴史(れきし)に育(はぐく)まれてきた文化(ぶんか)に磨(みが)きをかけ、一人(ひとり)ひとりが生(い)き生(い)きと輝(かがや)き、しあわせに暮(く)らせるまちを将来(しょうらい)にわたって築(きず)いていきたいと願(ねが)っています。こうしたまちを実現(じつげん)するためには、みんなの良心(りょうしん)、英知(えいち)、一歩一歩(いっぽいっぽ)の努力(どりょく)を結集(けっしゅう)するとともに、市民(しみん)と議会(ぎかい)、執行機関(しっこうきかん)が協働(きょうどう)し、それぞれの役割(やくわり)に基(もと)づいてまちづくりを進(すず)めていくことが大切(たいせつ)です。
さあ、このまちで暮(く)らす私(わたし)たちのために、未来(みらい)を託(たく)す子(こ)どもたちのために、できることからはじめようではありませんか。みんなが助(たす)け合(あ)い、しあわせに暮(く)らせるまち、住(す)んでみたい、訪(おとず)れてみたいまちを実現(じつげん)するため、まちづくりの基本(きほん)を定(さだ)めるこの条例(じょうれい)を制定(せいてい)します。