亀山市教育研究会 生活総合部会研修会
「亀山市の水害や防災学習に関わって」
令和元年8月5日(月)、亀山市教育研究会生活総合部会の先生方が研修のため来館されました。リクエストいただいた課題は、@水害の歴史A江戸時代やそれ以前の水害B歴史の中の水害について基本的なことはどんなことか、の3つです。
前半は、亀山市の災害を知る身近なアイテムとして、亀山市歴史博物館HPを紹介しました。Web図録の中の「昔の人が経験した災害」をスクリーンに映しながら、洪水、地震等の被害について話をしました。災害によっては写真が残っているものもあり、その時の状況が分かりやすかったのではないでしょうか。また、現在の場所の写真と見比べることで、「あの場所が・・・」という驚きも強かったように思います。
後半は、亀山市域における江戸時代の村の状況が分かる、館蔵「鈴鹿郡地方文書」を紹介しました。先生方は、文書から、米が取れなかった理由としていろいろな災害のあったことが読み取れるという説明を熱心に聞いていました。
今後授業展開を考える上で、本日話したことをヒントにしていただればと思います。
ようこそ歴史博物館へ | HPを紹介しながら説明 |
生田理左衛門の河川改修の説明 | 集中豪雨による被害に驚き |
三重県中部地震「覚えています」 | 鈴鹿郡地方文書の解説を聞く先生方 |
被害状況が分かる写真パネル | 常設展示室、企画展示室を自由見学 |
<提示資料>
・歴博貸出ユニットA−22