亀山市立昼生小学校6年生フィールドワーク
「江戸時代の亀山城・東海道」
平成28年10月15日(土)に亀山市立昼生小学校の6年生が亀山城周辺のフィールドワークを行いました。晴天に恵まれ、秋を感じながら江戸時代の痕跡を探して歩きました。
亀山城の石垣見学からスタートし、本丸三重櫓跡 → 北側水堀跡 → 柳の堤から二ノ丸帯曲輪をながめ → 神戸櫓・江ケ室門跡 → 大手門跡 → (東海道) → 旧舘家住宅見学 → 亀山藩主石川家家老加藤家屋敷跡見学 → 本丸東南隅櫓(多門櫓)見学 というコースを回りました。地図に書き込まれた注目ポイントで江戸時代の亀山について解説をしました。
見学するポイントが書き込まれています | 自然の石が使われた石垣 |
亀山城内に当たる現在地を確認 | 亀山城で一番高い建物だった三重櫓跡 |
曲輪と曲輪をつなぐ帯曲輪の復元を眺める | 東海道に面する門の一つ「大手門」 |
江戸時代の人がデクノボウ坂と呼んでいた | お城見庭園から見える多門櫓 |
旧舘家住宅で町屋のようすを見学 | 奥に長く建てられている町屋 |
長屋門をくぐって亀山藩の家老の家へ | 家老が乗る馬を飼っていた |
一部復元された家老の屋敷内 | 最後の見学場所 多門櫓に到着 |
明治初期に撮影された亀山城の写真 | フィールドワークを終えての質問 |
亀山城内でのポイント | 東海道でのポイント |
☆児童の感想から☆
- 亀山城周辺のことを教えてくれてありがとうございました。多門櫓などいろいろ教えてくれたおかげで江戸時代・歴史・社会のことをもっと知りたいと思いました。
- 昔の武士が亀山にいて、どんなところに泊まっていたとかがよく分かりました。驚いたのは意外と昔のまま道が残っていたり、昔、城があった場所に公園があったりすることです。関宿とは違う感じがあり、ちょっと興味がわきました。
- 亀山市にすごい道路があったんだなと思いました。町人や武士の家を見ることができて楽しかったです。亀山の道路が江戸時代から変わっていなかったからびっくりしました。亀山城の多門櫓に入るのが初めてで、外装から当時のままのところがあっていろいろな発見ができました。
- 初めて多門櫓に入った。天井の木にその当時櫓を建てた人が自分の名前を書いていた。自分が建てたと残したかったのだと思った。
- 亀山城から見た景色はすごかったです。また行きたいです。
- いろいろな昔の建築物を見てきました。その中で一番おもしろかったところは、江戸時代に使っていた木造建築の建物です。そこは、お化け屋敷みたいなくらい倉庫や天井につながるはしごがあり、とても面白かったです。