亀山市立井田川小学校4年生出前授業

「地域の発展に尽くした人々」

 平成28年3月3日(木)、亀山市立井田川小学校4年生へ出前授業に行きました。
 4年生は、社会科で「地域の発展に尽くした人々」の学習をしています。そこで、江戸時代に生田理左衛門が行った鈴鹿川や椋川の河川改修について資料を投影しながら話をしました。
 また、子どもたちはこの日までに川合町を歩いて、49災よんきゅうさい(昭和49年の集中豪雨)の跡を探したり、椋川の様子を見たりしてきています。授業の後半は、川合町や市内の他の地域で起きた昭和46年の台風や49災の様子を、残されている写真を投影しながら説明しました。実際に自分たちが見てきた場所や、知っている場所で起こった洪水の様子を見て驚きの声を上げる子どもたちでした。水が引いた後、町をもとに戻すためみんなで協力をして復旧作業している様子も伝えました。
 今後の授業で、水害から町を守るために椋川改修工事など川合町の人びとがしてきた努力を知り、災害への備えと地域社会のよりよい発展について自分の考えを深めていってくれることと思います。

今日は江戸時代の河川改修の話からします 熱心にメモをとる子どもたちです
江戸時代の河川改修の話からします 熱心にメモをとる子どもたち
画像で、学校と、椋川や鈴鹿川の位置を確認 工事の方法についてのクイズです
学校と、椋川や鈴鹿川の位置を確認 工事の方法についてのクイズ
クイズについての考えを発表、「まっすぐにすると、サーと流れる」 映像で改修前後の椋川の流れを確認
「まっすぐにすると、サーと流れると思う」 改修前後の椋川の流れを確認
濁流が押し寄せている様子を見て驚く児童 「災害の後、椋川の工事をしましたか?」と質問する児童
濁流が押し寄せる様子を見て驚く児童 「災害の後、椋川の工事をしましたか?」
<提示資料>
   川合村西信寺・仏性院・正福寺付近往還絵図(画像)
   生田理左衛門がおこなった椋川の流れをまっすぐにする工事(画像)
   生田理左衛門がおこなった鈴鹿川の流れをまっすぐにする工事(画像)
   鈴鹿川にのこる生田理左衛門の工事の跡(守口遺跡)(画像)
   昭和46年の台風・昭和49年の集中豪雨の時の被害写真(画像)




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