亀山市立井田川小学校5年生出前授業
「戦争中の亀山の様子」
平成28年1月28日(木)、亀山市立井田川小学校5年生へ出前授業に行きました。
5年生は、総合的な学習の時間に平和について学んでいます。授業では、戦争中の亀山の様子を知ってもらうために、出征時に関するものや、戦争中のくらしがわかるものを準備しました。まず、画像を映しながら説明をし、その後実物資料を見てもらいました。子どもたちは、熱心にメモを取ったり、興味深く資料を見たり触ったりしていました。
画像を見ながら説明を聞く子どもたち | 熱心にメモを取っています |
千人力、細かい文字を近くでじっと見ています | 木銃の長さと重さにびっくり |
防空頭巾、煙を吸わないよう口の所も覆っているね | 衣料切符を先生とじっくり確認 |
☆児童の感想から☆
- 衣料切符がないと服が買えないことにおどろきました。
- 防空電球などを使って身を守っていたので、昔の人はすごいなと思いました。
- 亀山にも戦争があるなんて知りませんでした。
- 戦争のおそろしさを感じました。
- 戦争中に生活していた人々はとてもつらい想いをしていたのだなと思いました。
- 私は戦争をしていた時代に生きていないので、戦争をしていたころの人々の生活はわかりません。しかし、「戦争はしてはいけない」という気持ちになりました。
- 戦争があった時代に生きていた人は「平和になってほしい」と思っていたと思います。
- 戦争の時代を生きた人はたくさんの工夫をしていることがわかりました。
- 訓練用の手榴弾や木銃がすごく重くておどろきました。
- 今の時代は平和で、戦争のことを感じることはめったにないけれど、今日の話を聴いて戦争を身近に感じることができました。
- 戦争で使っていたものを見せてもらって、昔の人は苦労していたのだなと思いました。
- 歴史博物館の方に色々な物を見せてもらって、戦争の時の人々の暮らしについてたくさん勉強することができました。
<実物資料・画像資料>
徴用赤たすき、出征寄せ書き、千人針、千人力、国民服、防空頭巾、鉄兜、防空電球、 灯火管制カバー、木銃、実習用手榴弾、慰問袋、衣料切符、陶製のボタン 貝製の穴杓子(画像のみ)