亀山市立加太小学校6年生出前授業!
「武士の時代〜加太と亀山市の中世〜」
平成27年6月19日、亀山市立加太小学校6年生へ出前授業に行きました。2回目ということで、今日はどんな話が聞けるかと楽しみに待っていてくれました。
子どもたちは、昨年鹿伏兎城(白鷹城)の学習をしています。「白鷹城と、今みんなが歴史で勉強していることはつながっているんだよ」という学芸員の言葉に子どもたちはとても驚き、授業にさらに興味をもって参加くれました。
<中世ってどんな時代?>
クイズ 武士で有名な名前は覚えていますか? ○氏と○氏です。
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中世ってどんな人が活躍したのかな?「武士!」 | 武士といえば? 「平氏」「源氏」 |
<中世の始まり〜関氏〜>
加太地区に残された史料から、 平氏と関町の関係の始まりが分かります |
系図に加太氏の始まりが記されています (坂系図) |
今日は実物資料を持ってきました | 頭を突き合わせて加太という文字を さがします |
ここに、関三家、五家のことが 書かれているね |
映像でもう1度確認 (伊勢国亀山城来歴) |
<加太氏と鹿伏兎城、正法寺山荘>
鹿伏兎城のことで覚えていることは? 「鹿伏兎城は白鷹城と呼ばれていたよ。」 「どうしてそう呼ばれているのかな?」 「白鷹を献上したから」 「誰に?」 一生懸命昨年の学習を思い出しながら「足利義晴だ」と答えが出ました。 |
大きさなど、地元の資料に書かれて います (関氏・加太氏・坂氏由緒書) |
「あっ、この石垣やった」 「昨年行ったときに見た」 |
正法寺山荘は室町時代に 関氏が住んでいました (関氏の別荘(正法寺山荘)復元模型) |
正法寺山荘跡から出土したものです |
<武士の戦い>
中世の武士は どちらを使っていたのでしょうか |
教科書の挿絵をよく見てみよう |
模造刀で太刀と刀の違いについて説明 | 順番に太刀を持ってみました 「重い!」 |
「長いな」小柄な子は抜きにくそうでした | 太刀や刀の仕組み、 「ここで留めているだけだよ」 |
<実物資料>
「伊勢国亀山城来歴」(館蔵中田・松井家文書)
関氏の別荘(正法寺山荘)復元模型
模造刀(太刀、大小)
<画像資料>
「坂系図」(個人蔵)
関氏略系図(「系図算要」をもとに作成)
「伊勢国亀山城来歴」(館蔵中田・松井家文書)
鹿伏兎城跡と神福寺(加太市場)の写真
鹿伏兎城跡平面図
鹿伏兎城跡の石垣の写真
「関氏・加太氏・坂氏由緒書」(個人蔵)
地図(鹿伏兎城跡、正法寺山荘跡)
羽黒山と正法寺山荘跡の写真
正法寺山荘跡範囲想定図
正法寺山荘跡出土遺物
正法寺山荘跡遺構全体図